みんなの声

2009年に活動開始して以来、全国各地で大小様々な勉強会に参加してくださったのべ2,000人を超える難聴児ファミリーと難聴児たち。声を集めています。ご寄稿、大歓迎です!

1. 全国の難聴児を持つ親の声

1歳半健診で長女に難聴が見つかり、医師から「お子さんが聞こえるようになることは今の医学では無理です」と言われました。それでも私は世界中のどこかに「長女の耳が聞こえるようになる魔法の薬が世界のどこかにあるかもしれない」との思いで、朝から晩まで難聴について調べている時に声援隊のHPにたどりついたのが声援隊との出会いでした。

それから大阪、京都、東京での「きっともっとずっと聴こう」への参加や(長野会場は参加するも大雪で会場にたどりつけず)、地元で「絵本の読み方研究会」などを開催していただきました。

我が家は声援隊と出会って一番良かったと思っていることは、そのネットワーク力です。専門家の先生たちや、同じ難聴児を持つ親御さんやそのお子さんなど、地元だけでは分からなかったたくさんの情報をこの声援隊のネットワークで教えていただきました。おそらく声援隊に出会っていなかったら、人工内耳の装用にも二の足を踏んでいたと思います。

 長女につづき次女にも難聴が見つかりました。今、この姉妹は中学1年生、小学5年生になりました。うるさいくらいよくおしゃべりします。これからも、声援隊での多くの出会いや学びを大切にいていきたいと思います。

岡山 Sさん

両耳人工内耳の息子は現在11歳です。
声援隊のきっともっとずっと(京都)に参加したのは息子がちょうど2歳の頃でした。人工内耳の装用から半年ほどたっていましたが、なかなか発語が出ずもどかしかった時期でした。聞いて話せるようになるのかという焦りもありました。

そんなときに参加したきっともっとずっと。自分の療育の中で何か違うと持っていたことがすっきりしたのです。うちの中では聞こえる子と思って自然な話しかけていいんだということ。聞こえない子と思って知らず知らずのうちに単調な言葉でしか息子に声かけできていなかったことに気づかされました。

様々な音の中から言葉の存在に気づき、聞き取り、その意味を理解し、自ら発するまでの期間はそれぞれ違うかもしれませんが、その瞬間にぴったりな言葉をかけてあげられるのはいつもそばにいる親だけ。言葉育ての土台は家庭の中、親の声かけにあるのだと思います。療育では先生から家庭での言葉かけのテクニックを教えていただき、4歳で入園するまでの期間は家庭で言葉育てをしてきました。今は地域の小学校に元気に通っています。

「オーディトリーバーバル?なに??」

そんな状態からネット検索でたどり着いた声援隊でしたが、わが家の療育の灯となり、多くの難聴児のパパママと出会うことができました。孤独になりがちな療育につながりが生まれ、たくさんの励ましの言葉に勇気づけられてきました。全国に仲間がいて何よりも代えがたくおうちのような存在です。

愛知 Gさん

2. 難聴児の声

英語の弁論大会県予選優勝!Mちゃん、14歳。その英語力だけでなく、難聴であることに正面から向き合う姿勢で審査員を感動させました。字幕付きYouTubeでご覧ください。
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